余白

 Q & A (よくある質問と回答)


[
トップページ ][ 取り扱い商品一覧 ][ ウレタン充填作業 ][ 使用者の感想 ][Q&A][ 発泡ウレタン注文フォーム ]
[
なぜウレタンで剛性があがるのか ][ ウレタン車種別対応表 ][ FAX注文フォーム ][ ご意見・ご質問 ][ リンク集 ]
余白

→発泡ウレタン関連  →カーボン  →FRP  →注型素材  →注文  →その他

Q&A

発泡ウレタン

カーボン

FRP

注型素材

注文に関して

その他

Q01■ FRPボンネットを作りたいのですがどれぐらいの量が必要ですか?
Q02 ボンネットのメス型はどうやってつくればいいですか?
Q03 ゲルコートってどのようなものですか?
Q04 ゲルコートなしだとどうなりますか?
Q05 カーボンボンネットをつくるには?
Q06 FRPボンネットを作るときに裏骨は必要?
Q07 ボンピン(ボンネットピン)は必要ですか?
Q08 ゲルコートを塗るとしわが出来てしまいました。
Q09 初めてなのですが出来ますか?
Q10 離型剤の効果は?
Q11 樹脂を塗ったら発泡スチロールやスタイロフォームで作った原型が溶けてしまいました。
Q12 FRPを作るときに強度をあげるにはたくさん樹脂を塗ったらいいのですか?
Q13 離型剤AとBの違いは何ですか?

QQQ■ ご意見・ご質問はこちらから


●FRP関連製品について

Q1FRPボンネットを作りたいのですがどれぐらいの量が必要ですか?
作り方にもよりますがFRPボンネットを作成する場合
1.メス型作成
2.ボンネット作成
3.裏骨作成
という工程が必要となります。

メス型に4プライ(ガラスマット4枚重ね)、ボンネットに3プライ裏骨に3プライぐらいで考えるとガラスマットはボンネットの面積×10ぐらいは必要です。
ガラスマットの横幅が1mなので20mから30mぐらいは必要ではないかと思います。
それにあわせて樹脂が10kgぐらいは必要になるかと思います。
ゲルコート樹脂は2kgあれば良いと思います。
それと、アセトン(ローラーの洗浄用のシンナー)があった方がよいと思います。

Q2ボンネットのメス型はどうやってつくればいいですか?
メス型の作り型ですが簡単な方法だと、純正のボンネットそのものに直接ガラスマットを貼り付けて作成します。
1.ガラスマットを貼り付けていく際に縁の部分が裏面に回りこまないように
  ブラスチック板をボンネット裏面に貼り付け、縁全面を囲います。
2.プラスチック板とボンネットのすき間を油粘土で埋めていきます。

  --------------------
               ■
               -------
       ↑         ↑
     ボンネット    プラスチック板
 ■は粘土

3.キットに付属している離型剤Aをワックスの要領で塗り込み拭き
  あげます。(拭き上げ後乾燥させてから7〜8回繰り返します。)
4.離型剤Bを刷毛で1度だけ塗り込みます。(重ね塗り禁止)
5.ゲルコート(白)に硬化剤を混ぜ、薄くボンネットとプラスチック板
  全体に塗っていきます。
6.40分〜1時間後からガラスマットと樹脂を上から塗り固めていきます。
7.完全に硬化後、ボンネットと貼り付けたガラスマットを剥がすと
  メス型の完成です。

※ボンネットそのものを作成する際にも同様に作成します。

FRPが全く初めてでしたら、まず最初に小さいもので練習してから大物にトライした方が失敗が少なくていいと思います。

Q3ゲルコートってどのようなものですか?
ゲルコートを塗る主な目的は表面の仕上げのためです。
ゲルコート樹脂は、粘度が高く表面硬度が高いので製品の表面に厚めの樹脂膜を形成することが出来ます。
ゲルコートは型の表面に薄く塗ってやりその上にガラスマットとポリエステル樹脂を張り付けていきます。
すると製品の表面に滑らかで硬いゲルコートの膜が出来上がります。

Q4ゲルコートなしだとどうなりますか?
ゲルコートなしだと塗装後、所々で小さな気泡が浮いてきて表面が綺麗に仕上がらないことがあります。

Q5カーボンボンネットをつくるには?
ガラスマットのかわりに全てカーボンクロスを使う事も可能ですが高くつくだけであまり意味がないので通常は製品の表面の1枚目にのみ使用します。
製品や型の表面に使われるゲルコートはカーボンの場合透明ゲルコートを使用します。
完成後、クリアーの塗装をすることでカーボンの目がぐっと引き立ちます。
カーボンクロスは高いですが、通常のFRPボンネットと異なり塗装が不要になるので(クリアーはした方が良いですが・・・)その分を考えるとコスト差はあまりなくなるし、カーボンの方が格好いいですよ。

Q6FRPボンネットを作るときに裏骨は必要?
裏骨は作った方が良いです。
裏骨なしでも形は出来ますが高速走行でバタついたりする事があります。
裏骨を作る際に、ボンネットの表の様に本物から型を作る方法もありますが型の作成も面倒なので、段ボール等で骨の様なものをつくり上からガラスマットを重ねていく方が楽です。
純正の裏骨をはがしてはり付ける方法もあります。

Q7ボンピンは必要ですか?
専門業者が作成したFRPボンネットはボンピンがなくてもOKなものもありますが自作の場合は安全の為にも必ずつけるようにしましょう。
盗難が心配な場合は鍵をかけられるタイプのボンピンを選択するとよいと思います。
#ボンピンは当社では取り扱っていません。

Q8ゲルコートを塗るとしわが出来てしまいました?
ゲルコートは硬化後の重ね塗りはダメです。しわが出来てしまいます。
一度に塗ってしまいましょう。

Q9初めてなのですが出来ますか?
FRPが初めてなのでしたら、とりあえず小さなもので感覚をつかんでから大物にトライした方が良いと思います。
いきなりカーボンで作り出したりすると失敗したら金銭的にかなり痛いですので・・・)

Q10離型剤の効果は?
離型剤Aは、超微粒子によって型の表面のミクロの凹凸を埋めてやり樹脂と型がくっついてしまうのを防ぐ役割を果たします。
簡単にいえば車のWAXのようなものです。(性質は異なりますが・・・)
離型剤Bの方は、型の表面に塗る事により薄いビニール皮膜を形成し型と樹脂がくっついてしまうのを防ぎます。
AとBを併用する事でより一層の離型効果を発揮します。

Q11樹脂を塗ったら発泡スチロールやスタイロフォームで作った原型が溶けてしまいました。
通常のFRP用のポリエステルでは発泡スチロールやスタイロフォームは溶けてしまいます。
発泡スチロール用の樹脂HB-PS40STなら発泡スチロールやスタイロフォームに塗っても溶けないので原型作成に最適です。
Q12FRPを作るときに強度をあげるにはたくさん樹脂を塗ったらいいのですか?
ガラス繊維の重ね数を増やすのが簡単な方法ですが重量も増えてしまいます。
同じガラス繊維の重ね数なら出来るだけ少ない樹脂で全体に馴染ませてやるほうが軽量で強度も上がります。
Q13離型剤AとBの違いは何ですか?
離型剤AはWAX成分が溶け込んだ感じの液体で、スポンジやティッシュで型の表面に刷り込んでいき、乾いたティッシュやタオル等で拭き上げます。 
これを数回繰り返す事で微細な粒子が型表面の凹凸を埋め樹脂の食い込みを防ぎます。

 離型剤Bは型の表面に1度だけ刷毛塗りし、薄いビニール皮膜を形成します。 この皮膜によって樹脂と型とのくっつきを防ぎます。

 基本的にAB両方実施することが離型を確実にするためにはよい方法ですが型の表面の状態がよい(ツルツルピカピカで微細な凹凸がない状態)であるならば離型剤Aだけでも離型が可能です。

離型剤A

離型剤B


型の表面の微細な凹みを埋めるイメージ


型の表面に薄いビニール皮膜を形成する


 
●ご意見・ご質問等はこちらからどうぞ!

ご購入をお考えの商品又は注文方法等に関するお問い合わせフォーム


ご購入いただいた商品に関するお問い合わせフォーム


[ トップページ ][ 取り扱い商品一覧 ][ ウレタン充填作業 ][ 使用者の感想 ][ Q&A ][ 発泡ウレタン注文フォーム ]
[
なぜウレタンで剛性があがるのか ][ ウレタン車種別対応表 ][ FAX注文フォーム ][ ご意見・ご質問 ][ リンク集 ]