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 Q & A (よくある質問と回答)


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Q&A

発泡ウレタン

カーボン

FRP

注型素材

注文に関して

その他

Q01■ 発泡ウレタンってどんなものなんですか?
Q02 注入の作業は難しいのですか?
Q03 作業をやってもらえるところはないの?
Q04 注入の作業は難しいのですか?
Q05 ウレタン充填後の効果は?
Q06 ウレタン充填をするとロールケージやスポット増し等がいらなくなるの?
Q07 自分の車は2kg or 3kgセットのどちらを選べばいいの?
Q08 冬には作業が出来ないの?
Q09 シル内の清掃はどうすればいいか?
Q10 作業を失敗するとどうなるの?
Q11 発泡がうまくいきません?
Q12 ウレタン注入後すぐに走行してもいいのでしょうか?
Q13 サイドシル以外にも充填できる箇所がありますか?
Q14 充填後のデメリットは?
Q15 業販は行っていますか?
Q16 仲間と一緒にいれるので大量にほしいのですが・・・
Q17 ウレタンを入れるときにサイドシルのカバーを外してしまうとつかなくなりませんか?
Q18 水抜き対策方法を教えてください。

QQQ■ ご意見・ご質問はこちらから



●発泡ウレタンキット「HB-2000」ついて

Q1発泡ウレタンってどんなものなんですか?
発泡ウレタンにも様々な種類があり、スポンジ状で柔らかいものから硬いものもあります。
当社で用いている発泡は、約20倍(条件によって異なる)の発泡率をもつ硬質発泡ウレタンです。イメージ的にはせんべい程度の硬さを想像して下さい。
発泡ウレタンの原液はA液(主剤)とB液(硬化剤)に別れておりそれらを同重量ずつとりわけ混合・攪拌することにより化学反応により発泡します。
車への発泡ウレタン樹脂の注入は古くからある技術です。
効果はボディの剛性のUPと静粛性のUPや制振の作用等があります。
あと、車で言えば保冷車の後ろのコンテナの間にも発泡ウレタンが入っていますね。(これはまさに、保冷が目的ですが…)

Q2注入の作業は難しいのですか?
作業の一番のかなめはA液(主剤)とB液(硬化剤)の混合・攪拌作業です。これは発泡ウレタンの性質を理解し、手順通りに行えばどなたでも作業できます。
混合・攪拌作業についてですが、ウレタンは混ぜてから1分程度で硬化が始まります。そして数十分後には完全に固まるようになっています。
従ってA液・B液を混合したら素早く丁寧に攪拌し約30秒後(条件によっても異なる)には車へ注入を開始しなければいけません。段取り良く作業を行う必要があります。
また、いくら急ぐといっても均一に攪拌できていなければ発泡不良の原因になります。丁寧に均一に混ぜて下さい。
また、わからないことがあれば気軽にこちらまでメールをお寄せ下さい。

Q3ボディに穴をあけないといけないの?
発泡ウレタンの注入はドアを開けたときに開口部の下側にある樹脂製(たいていの場合)のステップを外した際に出てくる穴から注入します。穴がある場合は穴をあける必要はありません。(穴を大きくする必要がある場合はあります。)
従ってその部分に全く穴がない車にはドリル等で穴をあけてやる必要があります。

Q4作業をやってもらえるところはないの?
HB−2000はDIYを前提としたキットです。キットにはわかりやすい作業手順書が付属しておりますのでお客様自身で作業を行えます。
充填作業に自信のない方は大阪近辺に在住の方でしたら共和自動車工業様(詳細はこちらまで)にて作業をすることが可能ですので一度お問い合わせ下さい。

Q5ウレタン充填後の効果は?
体感レベルでボディのしっかり感が増すのがわかることと思います。
ボディ剛性が上がったことによりタイヤの接地感がかわったり、足周りが本来の働きをするようになります。
これらは、古い車やオープンカー等の剛性の低い車程、顕著に効果が現れるようです。
こちら実際に使用された方のインプレッションを掲載しています。

Q6ウレタン充填をするとロールケージやスポット増し等がいらなくなるの?
そんなことはありません。
ウレタン注入によって全ての剛性が上がるわけではありません。車のネジレに対する剛性が高まるものです。
したがって、他の補強と併用することで更なる剛性UPを見込めます。またロールケージは転倒時にドライバーを守る働きもありますがウレタン注入ではそのかわりにはなりません。
ただ、ウレタンは融けたり、燃えたりしますので溶接等を伴う作業をするときは先に溶接をしてから最後にウレタン充填をした方が良いと思います。

Q7自分の車は2kg or 3kgセットのどちらを選べばいいの?
こちらに車種別の表がありますので参考にしてみてください。

Q8冬には作業が出来ないの?
そんなことはありません。
確かにウレタンをきっちり発泡させるのに必要な温度は20度以上ですが気温が20度を超すまで待つ必要はありません。
20度以下の際には缶をお湯や暖房器具で暖めてやれば必要温度の20度はクリヤできます。だいたい25度から30度ぐらいの温度にしてやってから液を混合・攪拌して充填してやると理想的な発泡状態を得ることが出来ます。
あと、ボディ側も暖めてやるのも良い考えですが行うのは最初の注入の前だけで構いません。ウレタンが発泡・硬化する際に80度以上の硬化熱を発生しますので2度目以降の継ぎ足しの際はその熱のお陰で暖める必要がなくなります。

Q9シル内の清掃はどうすればいいか?
シル内の清掃はガソリンスタンドやディーラーに行ってエアガンで吹かせてもらうのがもっとも手軽です。
それが出来ない場合やかなり汚れている場合はブレーキクリーナーや水を流しても構わないと思います。サイドシルはもともと水が通るように出来ているので少々のことで錆びたりはしないはずです。ただその場合は洗った直後に作業をするのではなくて水気を乾かしてから(少しぐらい残っていても発泡の化学反応の際に吸収されます。)作業をして下さい。

Q10作業を失敗するとどうなるの?
まず考えられるのが、注入はしたもののきれいに発泡せず中で小さく固まってしまうケース→この場合は大量に樹脂をそそぎ込まなくてはならなくなったり、剛性UPの効果が得ることが出来なくなります。
次に、作業中どこかのすき間からウレタンが漏れだし(圧力で吹き出すことも)てしまい、周りにこびりついてしまうケース→そうならないように周りに新聞紙やテープ等でマスキング処理をしっかりしましょう。 他には、しっかり充填されたものの水の経路を塞いだりシル内部に納められているシートベルトの構造物等も一緒に固めてしまうケース→水の経路についてはあまり深刻に考えなくてもいい車種もありますが、水の流れを考慮に入れて充填したり水抜きの穴等を空けると良いと思います。 シル周りの部品については作業前に外しておきましょう。

Q11発泡がうまくいきません?
ウレタンは、温度が高いほうがよく発泡します。 お湯をいれたバケツ等に缶をつけてA液・B液を温めてから作業するとよく発泡します。
また、A液・B液の混合時に割り箸でよく混ぜないと発泡ムラが出来てしまうこともありますので混合は重量比で1:1ずつA液・B液各200gずつ程度、きちんと取り分け約30秒間はしっかり攪拌を行い均一に混ぜてからボディに充填していって下さい。

Q12ウレタン注入後すぐに走行してもいいのでしょうか?
室温20度、液温20度の条件下で発泡ウレタンを混合、攪拌した場合

  • クリークタイム 70秒程度
    ゲルタイム 150秒程度
    タックフリータイム 170秒程度
    ライズタイム 215秒程度

となっています。5〜10分後には硬化しているのですぐに片づけ作業を終わった頃には走れるようになります。
でも、全開走行は1時間ぐらい置いてからにして下さい。

Q13サイドシル以外にも充填できる箇所がありますか?
基本的にはHB-2000はサイドシルに充填することを目的として作られた発泡ウレタンのキットです。
キット目的外の使い方でお客様のご判断とご責任のもとでということを念頭に置いた上で考えてみますと34GTR等がピラーに発泡ウレタンを充填しているようにピラーに充填させると剛性がUPするようです。WRCカーなども発泡ウレタンの充填を各所におこなっていると聞きます。 結果としてはピラーやその他、中空の剛性を保つ箇所に充填すると剛性があがることが考えられます。

しかしながら、注入する方法に問題はあります。
サイドシルへの注入はジョウゴをつっこんで重力に任せて流し込むだけで済むので問題ないですが、上部にあるピラーへ押し込むには例えば大型の注射器の様なもので注入してやらないといけないかと思います。
しかし、ウレタンは混合後、数十秒から1分ぐらいから発泡が開始します。ウレタンを混合・攪拌する時間、注射器みたいなものにウレタンを入れる時間、注射器からピラー等へ注入する時間等を考えると作業は極めて困難なものになると思います。

また、ピラー以外の箇所でも車種によって、充填可能なところがあると思います。充填は出来て、剛性UPしたとしても別の弊害が発生するとも限りません。 出来れば車の構造が書いている修理書や整備書等をご覧になった上でお客様自身の責任で行っていただきたいと思います。

Q14充填後のデメリットは?
まず、事故をしたときにシルに衝撃が加わったときに通常ならその部分だけですむのがシルの剛性が上がったため他の部分にまで及ぶことが考えられます。また、修理屋によっては引き受けてくれない場合もあるかもしれません。
Q15業販はおこなっていますか?
はい、行っております。
ショップ様向けにウレタン原液のみの販売も行っております。
こちら
からお問い合わせ下さい。
 
Q16仲間と一緒にいれるので大量にほしいのですが・・・
大量に必要な場合は1斗缶単位での販売も致します。
まとめて買ったほうが安上がりです
Q17ウレタンを入れるときにサイドシルのカバーを外してしまうとつかなくなりませんか?
穴のところまでウレタンがきますのでブラスのドライバー等でグリグリって少し穴をあけてやればOKです。
Q18水抜き対策方法を教えてください。
水を通り道(の可能性がある個所)にウレタンを充填している関係上100%水が抜けるとは限りませんが水抜き対策方法はあります。
一般的なのがボディ下部にロングボルトを差して充填後に抜く方法です。
こちらをご参考に試してみてください。

●カーボン製品について

異なるサイズのものはありませんか?
形にもよりますが厚みや長さ等が異なる製品を作成することは不可能ではありませんが生産の関係上、ある程度まとまった数のご注文が必要となる場合が多いです。

●他の商品について

何を開発しているのですか?
現在の所、ノーコメントです。
FRP関連商品でこんなものが欲しいという要望がございましたら、是非こちらまでメールをお寄せ下さい。 


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